ポジティブな観念は、「現実は幻想かもしれない。それなら、もしかしたら変えられるかもしれない」という可能性に気づかせてくれます。
一方、ネガティブな観念は、「自分が物質レベルで体験していることは確固とした現実なので変えることはできない。もし変えるとしても、とても難しい」と信じ込ませます。
そう信じ込ませるために、ネガティブな観念の構造は、ポジティブな観念よりも非常に複雑で多面的です。
「これが現実だ」と信じ込ませるには、いろいろなトリックが必要だからです。
以上、本田 健 (著), ダリル・アンカ (著), 江藤ちふみ (編集), 島田真喜子 (翻訳) 『未来は、えらべる! バシャール 本田健』P.16-17より引用させていただきました。
バシャールによると、ネガティブな観念の構造的な性質によって、ネガティブな人には複雑で深い人が多く、ポジティブで前向きな人には単純な人が多いとのこと。
また、ネガティブな人とポジティブな人に優劣は無く、ただ単にポジティブな人のほうがよりハッピーだとは言えるとのこと。
小説や映画などのように、ネガティブな観念や、そこから生まれた怖れでも、ポジティブな形に使うとその力が弱まる。
つまり、どんなに明るく見えるものの中にも闇を見いだす可能性があるし、どんなに暗い状況にも光を見いだすことができる。
ネガティブとポジティブの間に真実が、そのバランスの中に、本当の幸せがある。
そこに、本当の”パワーと平和の場所”が存在する。
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