頭ばかりで考えるかわりに、感じるように知覚するようにつとめてごらん。人生の深い意味は思考のもっとむこう側にあるんだ……人生は現実のおとぎ話のようなものなんだ……神が君にささげた美しい贈りものなんだよ……なぜなら神はきみを愛しているからね……
以上を、エンリケ・バリオス (著), さくら ももこ (イラスト), 石原 彰二 (翻訳)『アミ小さな宇宙人 (徳間文庫)』61ページより引用させていただきました。
思考が作り出した便利さが必ずしも人を幸せにするとは限らない。
便利さそれ自身が人間の生きる楽しさを奪っているかもしれない。
バシャールは思考をレベル的には一番下においています。
感情の下に思考があります。
ひょっとしたら魔法が当たり前のパラレルワールドがあるかも知れない。
そこではなんでも魔法で出来てしまうので、思考というのは、この世界程重要ではないかも知れない。
しかしこの世界では思考を一番上に置いている。
そしてこの世界では思考が作り出した共通概念によって世界が構築されている。
この世界はある意味思考が作り出したバーチャルな世界です。
お金が一番価値があるのも、オリンピックのメダルが価値があるのも、競争して一番になった人が偉いのも、物をいっぱい持っていることが豊かさであるのも、すべて思考が作り出した世界観であり、すべての人が同じ世界観を持っているからこそ、それらが意味あるものになっています。
しかし、それらは決して絶対的なものではない。
数ある世界観のうちのたった一つに過ぎない。
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