バシャールのペーパーバック1の267ページには以下の様にあります。
瞬間ごとにあなた自身は新しく創造されているのです。とすると、人生や時間は(中略)膨大な数の再生なのです。
あなたはいつも自分の意識や気づきをもとにして、自分が望む方向に進んで行けるように自分自身を再生しているのです。
だからこそ自分が死んだら、瞬間ごとの再生ができなくなって、この現実からおさらばしてしまうということでしょうか?
自分が死んだら、この現実は再生されない。
ゆえに、自分がこの現実を再生している?
でも、私が死んでも、この現実がなくならないのは知っています。
毎日のように世界では誰かが死んでいるはずですが、現実が消えてしまったという話は聞きません。
依然、現実は存在しています。
私が死んだら私の認識している現実は消えてしまうが、他人の認識している現実は、その他人が死ぬまでは存在している。
これは、生きとし生けるものすべてに言える。
誰かが死んでも、猫や犬、鹿や熊、花や樹木の現実はなくなりません。
依然として、現実は存在しています。
人間が存在する前から、この現実は存在していたはずですから、この世に存在するすべてのものは、自らを再生しているはずです。
この現実ではありとあらゆるものが夢を見ているのでしょう。
この考え方で行けば、石も草もゴミも素粒子も、あらゆるものが夢を見ているはずです。
あらゆるものが自分の現実を再生し続けているはずです。
膨大な数を。休みなく。
テーブルの上にある本、この本も、本自らが自分の現実を再生しているから、私の現実において、その本が存在していると考えられます。
その本が自らの現実の再生をやめた時は、その本が消滅する時です。
その後は本を構成していた物質がそれぞれに自らの現実を再生するのでしょう。
そうなるはずです。
そうでないと、人間が存在する前に、物理的現実が存在していなかったことになります。
この記事は、以下の本を参考にしています。
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