【バシャールの研究】 現実が夢だったと気づくには…… – この三つの意識のレベルというのも幻想なのです。ひとつの意識しかありません。

あなた達の文化の中では、それぞれ意識の隔離というのをお互いの間で作ってきました。日常の意識と、その下の潜在意識というもの、またその下には無意識というのがありますが、この三つの意識のレベルというのも幻想なのです。
ひとつの意識しかありません。

以上、ダリル・アンカ (著), 関野 直行 (翻訳)『バシャールペーパーバック〈1〉ワクワクが人生の道標となる。 VOICE新書』P.21より引用させていただきました。

ひとつだけの意識を持った存在に目覚める時、無意識や潜在意識の中に出て来るものを隠しきれなくなる。このことは、潜在意識や無意識の中で押し殺しているものを実際に見ても自分に対する価値観は減らないことを意味する。

このことに気づけば、何千年も現実だと信じていたこの世界が、実は夢だったと気づく。

今、私たちはこの夢から覚醒しているところであり
これからは、自分の好きな夢を見ながらこの生を生きることができるとのこと

以上をさらにまとめてみると

日常の意識、潜在意識、無意識
この三つの意識レベルを統合してひとつの意識としたとき
この現実が夢であったと気づく

そう考えるとやはり

我々が日常見る夢というものの方が本当は目覚めている状態、すなわち、日常の意識、潜在意識、無意識が統合されている状態(垣根のない状態)、であり

この現実の方が、日常の意識しかなく、潜在意識と無意識という眠った部分を抱えている夢遊病者のような状態(垣根を作って潜在意識と無意識を隠している状態)、そう言えるのかもしれません。

なるほど……

だから世の中のほとんどは嘘(=タテマエ)で出来ているのですね。
人は現実世界を、日常の意識のみで生きているので、直面したくない真実は文字通り無意識的に潜在意識や無意識に放り込んで隠してしまう。(いや、その目的のために潜在意識や無意識を創り出したと言うべきか)

真実が隠されてしまえば、日常の意識において、ものごとの整合性を保つためには、嘘が必要になってくる。 なぜなら、タテマエ上嘘は良くないこととされているから。

このように、嘘を真実として信じることによって日常の意識は一応の平静を保てるのだろう。
このことを、大人になると言い、ソーシャルスキルが高いと表現し、人間社会もこのことをスタンダードとして受け入れ、それに合うように構築されている。

だから馬鹿正直な人に社会は生き難い世界となる。

※自分のためのメモ

真実を隠すことは、嘘をつくことである
だから当然、潜在意識と無意識を隠して日常の意識だけで生活すると
嘘が多くなる

しかし、この嘘は悪意のない嘘である
というのは真実は潜在意識、無意識にあるため
嘘を真実と信じているからだ

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