物理的な現実とは鏡にすぎません。どんな波動であれ、あなたが送り出している波動を鏡のように映し出してくれるだけです。
以上を、須藤元気 (著, 編集), ダリル・アンカ (著), バシャール (著), 尾辻かおる (編集), 大空夢湧子 (翻訳)『バシャール スドウゲンキ』P.33より引用させていただきました。
物理的な現実が鏡だとしたら、その鏡に映っているものは何でしょう?
それは自分の姿あるいはいろんな物の投影。
というか普通、鏡に映っている世界を現実だと思っているが、鏡そのものは見ていない。(見ることは出来ない?)
つまり私達は本当の現実は見ていない。
現実と言うのは鏡であり、物体の本体をただ映しているだけ。
ゆえに現実と言うものは中立であるとも言える。
現実と言う鏡はそこに映るものを選り好みしない。
そのままありのまま映すだけ。
そしてその作用を別の言葉で言えば、無条件の愛と言うのだろう。
そういう意味で言えば唯一のリアルは鏡自体。
もしくは鏡の機能である無条件の愛。
……とそう言うことなのかも知れません。
実は今日気がつきました。(^-^;
今まで私は鏡に映った世界が現実だと思っていました。
でも鏡そのものが唯一の本当の現実であり、鏡に映った世界は本体の投影に過ぎない。
ただ、現実は幻想であるとバシャールが言う時には、それは鏡に映った世界のことを現実だと言っているのだと思う。
鏡それ自体だけを鏡と認識するのか、鏡に映った世界までもを鏡と認識するのか、その違いだと思います。
それらを踏まえた上で、この現実が鏡だとすると、目に映っているのは投影。
目の前のテーブルの上のリンゴを持ち上げることができるのは、こちら側でテーブルからリンゴを持ち上げたからとなります。こちら側にすべての世界が存在していて私達が操作できるのはこちら側の世界のことだけであり、現実と呼ぶものはこちら側の世界を映しているに過ぎない。
じゃあこちら側って何なんだ!って話です。
向こう側の鏡に映った世界であるいわゆる現実と言うのには馴染みがありますが、本体であるこちら側の世界をよく知りません。
……って、ああ!一番最初に書いてありましたね。
こちら側の世界とは波動の世界ですね。(^-^;
鏡に映ったこちら側の波動の世界が今見ている物理的現実なのですから、こちら側の波動の世界も物理的な現実と似たような世界なんでしょうね。正確には物理的現実がこちら側の波動の世界に似ているのですが……。
で、結局、そう言うことを踏まえた上で、如何に鏡に映った物理的現実をより良いものに変えていくかと言うことですよね。
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