地球上の多くの人は、鏡に映っているもの、投影されているものが現実であると考えるように教えられていますから、現実を変えたいとき、自分自身を変えるのではなく、鏡に映し出されたもの、投影されたものを変えようとしてしまいます。
でも、わかりますね。この物理的な現実は投影に過ぎないのですから、まず自分自身を変えないかぎり物理的な現実はけっして変わりません。
以上を、須藤元気 (著, 編集), ダリル・アンカ (著), バシャール (著), 尾辻かおる (編集), 大空夢湧子 (翻訳)『バシャール スドウゲンキ』P.33-34より引用させていただきました。
さて最近はこの文章の意味がわからなくなってきました。
自分の内面を変えれば外側の現実も変わる。なぜなら自分の外側と言うのは存在しないから……。
しかし、自分自身を変えないかぎり物理的な現実は変わらないというのは、行動しないかぎり現実は変わらないというのと同義に思えるのです。
だとすると、内面を変えたが何もしなければ現実は変わらないというごく当たり前のことしか言っていないことになります。
バシャール的に言えば、即行動に移るくらいでないと内面を変えたことにならないんです。
分かったということはそれを実際に生きることだからです。
人がなぜ成功できないのか?なぜ変われないのか?
その答えは……、人は分かっていても実際には行動できないからです。
しかしバシャールは、そこを回避してしまいます。
実際に行動に移らなければそれは分かったことにはならないと。
みんなが分かっているけど行動が出来ないことに悩んでいるのに、バシャールは分かっていれば行動に移れるという。行動に移らないのは本当は分かっていないからだと。
(つまり地球人は分かることと行動することを分離しているんでしょうね。本来分かることと行動は分離していない。頭で考えるから行動と分離してしまう。)
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