スピリチュアルな洞察が増していくと、この宇宙の魔法のような側面を理解しはじめます。
無限の宇宙のあらゆる部分、それらもまた無限だ、ということを。ここに、無限の持つパラドックスがあります。
つまり、全体は部分によってつくられ、同時に、各部分も全体をさまざまに映し出している、ということです。
部分が全体と分離しているというのは幻想にすぎません。
「創造のどの一部分も、一部分のフリをしている創造全体」なのです。
この非常に重要な特質を理解してください。
以上、ダリル アンカ (著), 北村 麻紀 (翻訳) 『バシャールペーパーバック〈7〉ワクワクとは、あなたの魂に打たれた刻印である (VOICE新書)』P.177より引用させていただきました。
さて朝起きてからいまこれを書いている間に、テレビでは、番組が流れCMが流れ、わたしは朝から心が不安定で、番組中の人やCMの中の人のふるまいに対してネガティブな反応を繰り返していました。
この自分の外部の存在であるテレビ番組やテレビCMにネガティブな感情を抱くというのは、そういうネガティブな部分が自分の中に存在するからです。
あなたにはこういうネガティブな部分がありますよ、と教えてくれているのです。
そして、教えて貰ってそれをどう利用するかはわたしに委ねられています。
さあ、それでどうする?の部分はわたしの自由意志に任されています。
考えるにこういう仕組みも、全体が部分を反映し、そして同時に部分も全体を反映していることにその端を発するのでしょう。
そもそも自分が遭遇している現実世界は、自分の心の反映です。
自分の心の中にそういうものがあるから、現実世界にそういうものを見ている。
自分の中にそういうものの見方があるから、現実世界もそういう風に見える、とも言えるでしょう。
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