物理的な現実というのは、まさにこのために、贈り物として存在しています。
物理的な現実は、意識や無意識の中にある観念を映し出している鏡なのです。
ですから、みなさんの意識や無意識の中に自分にとって真実ではない観念や思考、感情があるときには、自分にとって好ましくない現実としてそれを人生の中に映し出して見せてくれるのです。
以上、ダリル アンカ (著), 北村 麻紀 (翻訳) 『バシャールペーパーバック〈7〉ワクワクとは、あなたの魂に打たれた刻印である (VOICE新書)』P.23-24より引用させていただきました。
ということは順番を逆にして読んでいくと、自分にとって好ましくない現実が人生の中に映し出されていたら、それはありのままのあなたからずれています、変わりなさいというサインだということですね。
ジグソーパズルのピースの例えでいくと、現在のピースは初めとその形が変わってしまったので、そのままだと、本来の自分の位置にピースが収まらなくて、ちゃんとした一枚の絵にはなりませんよ、ということですね。
あなたはそのままでいいんです!と言われたり、あるいは現実を変えるにはまずあなたが変わりなさい!と言われたり人間は忙しいですが、ということはきっと、人間には変わるべき点と、変わらなくてもいいそのままでいい点、このふたつが常に同時に存在するようです。
同書P.24にはこうあります。
この物理的な現実は鏡であるという概念を使うことによって、もともと自分の持って生まれたかけらの形を理解して、その場所にあてはまり、全体像を生み出すことができる。
それは、完璧な全体像である。
そして、そうすることによって、自分自身を個性のある強い人間として、独立した個人として、生きさせることができる。
コメント