ある出来事を引き起こした考えが何であれ、それを体験している瞬間に、「その出来事にどんな意味を与えたか」が、そこから自分がどんな影響を受けるのかを決めます。
以上、本田健 (著), ダリル・アンカ (著), バシャール (著), 江藤ちふみ (編集), 島田真喜子 (翻訳) 『未来は、えらべる!』P.79より引用させていただきました。
バシャールのこの言葉ってずっとスピリチュアルだなあと思っていましたが、ある見方をすれば、ごくごく当たり前のことなのかも知れないと思えてきた。
スピリチュアルを究めると逆に現実はスピリチュアルでなくなる気がする。
バシャールのこの言葉をごく当たり前に解釈すると、もうすでにそうであるものは、当然ながら変えることはできない。
でも、それに対する考え方は自由だととれる。
起こった事に対してどう考えるかは本人の自由。
絶望してもいいしありがとうと感謝してもいい、どうでもいいやと開き直ったり、どうせといじけてもいい。
まったくの自由だ。思考は何者にも縛られない。完全なる自由を持っている。
そして、それらの思考ごとに結果も違ってくるだろう。
過去という完璧な不自由さと心という完全な自由。
そして完全な自由(心)を(今において)どう使うかによって未来は決まっていく。
過去は変えられないけど未来は変えられる。
その作用点は現在にある。
現在においてのみ未来は変えることができる。
そして完全な自由が存在している時間帯は現在だけ。
じゃあこの完全な自由を使って、あなたは、どんな未来を描きますか?
という話だろうと思う。