では、この「わたし」を「観察している」のはいったい誰でしょう?(中略)それが、――「本当の自分」――です。(中略)過去にも未来にも束縛されていない「わたし」なのです。
エックハルト トール (著), Eckhart Tolle (原著), あさり みちこ (翻訳)『世界でいちばん古くて大切なスピリチュアルの教え』P.60より引用させていただきました。
以下書いてあることをまとめてみます。
アイデンティティを母として誕生したエゴは、アイデンティティを常に再創造する。
「わたし」とは、「好き嫌い」「恐れや願望」のある決して満足することのない「わたし」
過去によって条件づけられ、未来に向かって満たされるため何かを求め続ける存在。
この「わたし」は、一過性の形態。
……ということで
バシャールの言う「本当の自分」、生まれたままの自分というのは、ここで言う「本当の自分」のことなんでしょうか?
バシャールの言う本当の自分とは、ジグソーパズルで言えば、ありのままの一ピースですが、ここでいう「本当の自分」はもっと深いレベルでの「本当の自分」のような気もします。
ジグソーパズルで言えば、パズルの原板あるいはパズルの青写真における一ピースのような……