そこで、みなさんに、これまでにない、スピリチュアルな習慣を提案します。それは、「心に浮かぶ思考を、あまり真剣に受け止めないこと」です。
エックハルト トール (著), Eckhart Tolle (原著), あさり みちこ (翻訳)『世界でいちばん古くて大切なスピリチュアルの教え』P.38より引用させていただきました。
以下に、この前後をまとめてみます。
思考がつくる小さき自己が人生を動かす限り、人間は、自分自身を含めて、人生に苦しみをもたらす。
心に浮かぶ思考を単なる思考としてやり過ごすことができるか?
あるいは、心理的、感情的な単なるリアクションを客観視できるか?
思考は全意識を飲み込んでしまおうと、あらゆる思考が一大事であるかのように装う。
人間は観念と言う名の「檻」にはまりやすい。
自分と他人の人生や行動をどのように解釈しようと、状況や出来事をどのように判断しようとも、それは無限に存在する可能性の中の、たったひとつの見方に過ぎない。