みなさんのイマジネーションは「現実」です。
現実でないものを想像することはできません。
すべてのものは現実です。
そして、みなさんが「存在」と想像できるものはすべて存在するのです。
みなさんが想像できることは、すべて現実なのです。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック6―ワクワクを生きると自然に「いま」を生きられる (VOICE新書)』P.242より引用させていただきました。
そして、あるものは物理次元において(すなわちこの現実世界において)より多く実現化され、あるものは他の次元で、より多く実現化されているとのこと。
例として、身長6メートルで5本の腕と青い皮膚をもった人間になりたいと望んだら、なれるかも知れませんとのこと。
しかし、こんな形の実現化をしても得るものがないと深いところで思っていたら、実現化するのに時間がかかるでしょうとのこと。
みなさんが直接的なつながりを感じられるもの、みなさんの次元の創造性から直接派生したものは実現可能だとのこと。
みなさんが一番ワクワクするものは、それが可能だからワクワクするのです。(同書P.243)
正直言って、私は全く理解できていません。
だって、目の前にリンゴを想像してもリンゴは出現しません。
スーパーに行ってお金を払ってリンゴを買って来て初めてそこにリンゴが存在します。
引用したことが成り立つには、この現実は幻想であると証明されないと、難しい気がします。
まず、現実の定義づけをハッキリしないことには、想像できることはすべて現実と言われても、そこに何も有意義な意味を見出せません。
想像したことが、いまここで現実になって初めて、想像できることはすべて現実であると言えるのであって、永遠の命の人生の中のどこかで、あるいは別の次元で、実現化しても、あまり意味を見出せません。