潜在意識は、私たちが恐れるものすべてが起こることを望んでいます。意図して望んだり気づいていたりしないのに、ネガティブな方向への引力が働いているのです。 :『人生を変える一番シンプルな方法』

潜在意識は、私たちが恐れるものすべてが起こることを望んでいます。意図して望んだり気づいていたりしないのに、ネガティブな方向への引力が働いているのです。

以上を、ヘイル・ドゥオスキン (著), 安藤 理 (監修), 乾 真由美 (翻訳) 『人生を変える一番シンプルな方法―世界のリーダーたちが実践するセドナメソッド』 P.226より引用させていただきました。

これは例えば、失敗したくない場合。

思考は

失敗したくない → マイナス記号のついた失敗

イメージは

マイナス記号のとれた失敗 → 失敗

となり、思考では失敗したくないと思いながらも、イメージでは失敗を肯定することになり、結果的に失敗を望んでしまう。

想像の中では、失敗はイメージできるけど、失敗でないものはイメージできない。「~ない」という否定がとれてしまう。
想像の中では、成功はイメージできるが、その同じ意味の失敗の否定形はイメージできない。

バシャールが言うように、与えるものが戻ってくるのであれば

失敗したくないという思考は、イメージの中では、失敗をイメージしている。
すなわち、失敗したくないと考えると、失敗をイメージしてしまい、フィーリングは失敗のフィーリングとなり、波動も失敗の波動になる。

失敗の波動を与えるのだから、当然失敗の現実が戻ってくる。

それを恐れるということは、それが起こってほしいと同じ意味になってしまう。

失敗を恐れる → 失敗したくない → 失敗のイメージ → 失敗の創造

潜在意識やイメージに否定形は通用しないのだ。
そして、恐れるということは、それを否定することだ。

否定形が通用するのは思考にだけ。
否定形は思考が創り出したある意味幻想である。

「そこに2個のリンゴがある」は現実ではあり得るが、「そこにマイナス2個のリンゴがある」、は現実にはあり得ず幻想に過ぎない。思考ではいくらマイナス2個のリンゴでも、想像ではプラス2個のリンゴしか想像できず、マイナス2個のリンゴは想像できないのだ。

このように思考では逆の意味だが想像上は同じ意味になってしまう。
思考は逆なのに発する波動は同一になってしまう。

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