「とらわれのない状態」になる
愛着と嫌悪は不必要な苦しみの主な原因なので、自由の定義はまず、「愛着や嫌悪を持たないこと」となります。(中略)目標は、強く求めすぎると達成できません。
以上を、ヘイル・ドゥオスキン (著), 安藤 理 (監修), 乾 真由美 (翻訳) 『人生を変える一番シンプルな方法―世界のリーダーたちが実践するセドナメソッド』 P.144、145より引用させていただきました。
「とらわれのない状態」とは、特定の目標を達成できるかどうかまったく気にしていないときの状態。
本来、幸せとは人間にとって自然な状態なのだが、物や出来事が幸せを与えてくれたり奪ったりすると思いこんでいる。
そうやって、私たちは、実在する物事や、あるかもしれないと想像する物事に対して、愛着を抱いたり嫌悪を抱いたりに多くの時間を費やすこととなる。愛着は近づけたいと思い、嫌悪は逆に遠ざけたいと思うのだ。
追求することを手放した時、愛着や嫌悪から自由になった時、自然と目標は達成される。