自分自身の波動と違う波動の現実は、体験することができません。
体験する現実は、みなさんの波動の現実なのです。
その現実が好きでなければ、それを創りあげている波動を見つけてください。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック4―ワクワクこそが、ひとを深くいやす力がある (VOICE新書)』P.66より引用させていただきました。
さてここで改めて「波動」という単語を辞書で引いてみると以下のようになります。
物質のある点での振動がそれに隣接する部分の運動を引き起こし、その振動が次々に伝えられてゆく現象。その振動する物質を媒質という。
ここから波動はある現象すなわち状態であることが分かる。
少し乱暴に言えば、媒質が振動している状態が波動であろう。
じゃあ私達の媒質は何なのか?
それはおそらくエネルギーだろう。
これまで学んできたことを総合的に考えると、(意識)エネルギー(体)の波動が、ここで言う波動だと思う。
そしてすべては波動であるというバシャールの言葉があるので、現実というのも波動なのだろう。
では、波動が波動を体験するとはどういうことなのだろう?
その答えは身近にある。
私達が日々現実を体験しているのがそれに当たる。
意識エネルギー体である私達が、波動である現実を体験している。
どのような現実を体験するかは、この意識エネルギー体の波動による。
(ラジオ番組は現在に同時に無限に存在していて、どの番組を聞くかは合わせる周波数による。)
となるだろう。
さらに言えば、バシャールによれば、すべての現実は私達が創っているそうなので、波動であるところの現実も私達自身が創っていることになる。