意識の進化とは、ひとつのものをたくさんの角度から見られるようになることです。
みなさんは、もうすでにそのすべてのいろいろな見方、視点を持っています。
なぜならば、みなさんは無限の一側面としてつくられたからです。
みなさんは本来、本質的にホログラフィーなのです。
ひとつひとつの部分部分がすでに全体の情報を持っているということです。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック4―ワクワクこそが、ひとを深くいやす力がある (VOICE新書)』P.40-41より引用させていただきました。
以下書いてあることをまとめてみます。
存在すなわち大いなるすべてが「格子」だとする。
いくつもの線が縦横に走っていて交差している。
この交差点に、一点の情報がある。
今までは、進化したいと思うとき、より学びより情報を集めることでそれを成し遂げようとしてきた。
このとき、すべてのものが分離した状態で時間と空間を占有していると思うと、学び続けるにはその格子のいろんな点の所まで行って学ばなければならないと考えてしまう。
格子のすべての点をカバーしようと思うと、その果てしなさに、考えるだけでも疲れてしまいます。
なぜならこの格子は水平線を越えて永遠に向こう側へと続いているからです。
だけど、もっと簡単な方法があるはずだと考えた時、表面が鏡のように輝いた金属の玉を格子の上に置くことを思いつきます。
このボールを格子の上に置くと、格子の交差しているすべての部分が、ボールの中に鏡のように写っています。
すべての情報が、一点にあるボールの中に見えてしまう。
そして、そのボールこそがみなさんなのです。
……と、そういうことだそうです。
確かにこの例え、分かりやすいですね。
さすがバシャールです。
となると
格子の上の、鏡のような表面を持つ一個の金属の玉になることが、意識の進化であるってことですかね。
そしてひとつのものとは、存在=大いなるすべて。
そのひとつのものを、たくさんの金属の玉を使って、いろんな角度から見る。