「あなたは毎瞬毎瞬違う人間です」といったら、こう聞くかも知れません。「じゃあ、私はいったい誰なのだ?」と。それについて、私はこうお答えします。「あなたがなりたいような自分です」と。 : バシャールの学校

「あなたは毎瞬毎瞬違う人間です」といったら、こう聞くかも知れません。
「じゃあ、私はいったい誰なのだ?」と。
それについて、私はこうお答えします。
「あなたがなりたいような自分です」と。
今も、そしてこれからも、永遠に。

以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック4―ワクワクこそが、ひとを深くいやす力がある (VOICE新書)』P.140より引用させていただきました。

面白いですね。

本当の自分とは、過去とか現在の自分ではなく、想像上の自分。
ある見方をすれば、そうとも言えるかも知れません。

あるいは、自分の知らない自分の意識の部分までを含めて考えると、常に現在が、なりたいような自分だとも言えます。
毎瞬毎瞬、すべての意識(無意識の部分も含めて)で考えているなりたい自分を実現しながら生きているのが私達。

または、現在というのはもうすでにそうであって変えることができないという意味で、過去だと考えると、なりたいような自分は、変えられない過去とまだ訪れていない未来が入れ替わるときの”無”にあるのかもしれません。(この場合、厳密な現在は存在しない?)

本当の現在というのは、過去と未来の間に、存在しないけど存在している(無として存在している)のではないかと、私は考えています。

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