みなさんがなにを学んでいるかというと、いわゆる夢というものが現実であって、今の現実というものが夢だということを学んでいます。その二つが分かれているのではなくてひとつだということがわかった時、夢の中でできることがこの現実の中でもできるということを悟ります。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック1―ワクワクが人生の道標となる (VOICE新書)』P.117より引用させていただきました。
最近やっとこの言葉の意味が少しだけ分かってきた気がします。
確かに夢の中の自分の方が、本当の自分に近いかもしれません。
夢の中は、現実以上に自由です。
その分、本当の自分に近い気がします。
現実にいる自分は、ある意味眠っています。
考えているようで何も考えていないのかもしれません。
あるいは、夢のなかでただ考えているだけなのかもしれません。
考えている夢を見ているのがこの現実なのかもしれません。
現実は……
いまここだけを切り取れば、完全に自由のはずが
時間の流れと空間における位置によって、ほとんど自動化されて、なんらかの制限を受けています。
それは、常識という観念だとか、恐れだとか不安だとか、その他もろもろが、本来は自由であるはずの現在を抑え付けようとします。
でも本当は、夢と現実の境目はない?
夢と現実が実はひとつであると、悟るとは……
これもなんとなくはわかります。
でも、その真相はまだ霧の向こうに見えます。
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