ゼロは数字ではなく、無数・無限のことなのです。
無数・無限の状態を所有しているという意味です。
ゼロは、最高に豊穣なる所有状態をあらわす言葉です。
以上、Mana (著) 『空 豊穣の狩人』P.75より引用させていただきました。
面白いですよね。
ゼロが豊穣だなんて。
常識から言えばまったくの逆のことを言っています。
無こそ最高の有とも言えるかも知れない。
一度無になるからこそ、無限の有を創造できるのかもしれないですね。
この世界の一番はじまりは何もなかったに違いない。
でも、本当に何もなかったのなら、何も生まれない。
永久に無です。
でも、このように世界が生まれたんだから、何かはあったに違いない。
しかもその何かからすべてが生まれたのも、これもまた、間違いがない。
その何かとは、すべてを含んだ無、ということになる。
論理的に考えるとそういうことになる。
物理的には無だが、すべての可能性を含んだ何者かが存在していた。
すなわち、無という有があったに違いないと、推測できる。
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