外から人の体に入るもので人を汚すことができるものは何もなく、人の中から出て来るものが、人を汚すのである。
以上、『紙装 中型新約聖書』P.74より引用させていただきました。
マルコによる福音書7章15節・16節
耳が痛いです。
私は神経質な方なので、ちょっとなにかあると、よく手を洗いすぎるし、車の排気ガスやタバコの煙、その他農薬だとか、ものすごく気になるのです。そして時に、そういうものを自分の体に入れさせようとする人々に憎しみなど抱きそうになります。
でもきっと、そんなものが体内に入ったところで、微量ではあるし、もっと悪影響のあるものを実は知らないうちに体内に摂り入れているのだろうし、そもそもそんなもので魂は汚れません。
それより、自分の肉体の健康だけを考えて、他人を罵ろうとする思い、そっちのほうがよっぽど、自分も他人もその魂を汚すことになるのでしょう。
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