完全に「いま、この瞬間」を受け入れると、あるいは、現状に逆らうのをやめると、意識が鋭敏な、静止状態にとって代わられます。意識は、完全に目覚めていると同時に、「いま、この瞬間」に対して、なんのレッテルも貼っていません。 : エックハルト・トール

完全に「いま、この瞬間」を受け入れると、あるいは、現状に逆らうのをやめると、考えなくてはならない、という強迫観念はうすれはじめ、意識が鋭敏な、静止状態にとって代わられます。そのときの意識は、完全に目覚めていると同時に、「いま、この瞬間」に対して、なんのレッテルも貼っていません。

以上、エックハルト・トール (著), Eckhart Tolle (原著), あさり みちこ (翻訳)『世界でいちばん古くて大切なスピリチュアルの教え』P.129より引用させていただきました。

人間はふつう、常に考えている。
常に何かを考えていると思うと、そういまも実際考えている。

じゃあ、考えていない時はあるのか?

夢はどう?
夢の中でも夢の中の自分はある程度考えている気がする。

でも、眠りにおいて、夢を見ていないときは、何も考えていないだろう。
眠っているときは、たいてい無意識だと思う、考えていない。

じゃあ、眠っているときは「いま、この瞬間」を、”意識している”だろうか?
わからない……

だいたい「いま、この瞬間」というものを意識するのは、思考ではないのか?
ああいま自分は、何々を意識しているなとわかるのは、思考が働いているからではないのか?

よって、思考を極限にまで薄めることは出来るが、完璧になくすことは、起きている間は、できないように思えるが、どうなんだろう。

MIL13027

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