どのような経験も、いずれは過ぎ去るということ、そして、この世は何ひとつ永遠に価値あるものを与えてくれない、ということに気づいたとき、放下は、驚くほど簡単になります。
以上、エックハルト・トール (著), Eckhart Tolle (原著), あさり みちこ (翻訳)『世界でいちばん古くて大切なスピリチュアルの教え』P.128より引用させていただきました。
あれ?おかしいぞ!って感じです。
だって私は、そう気づいて生きてきたけど、虚しさしかありませんでした。
何をしても結局は虚しいのだ、という思いでした。
何故放下ができなかったのか?
それは……
虚しさを手放すことができなかったんでしょうね。
虚しさという価値を好き好んで温存し続けたのでしょう。
つまり、虚しさに魅力を感じ囚われてしまった。
虚しさに執着したので、放下ができなかった……
そういうことなんでしょうね。
同書P.128には「別の表現をするなら、状況、人間、場所や出来事が、自分を満足させなければならない、幸福にしなければならない、という執着心がなくなる、ということです。」とある。
私は、虚しさに執着してしまったのでしょう。
2013.6.4追記
これは仏教で言うところの「無常」ということなんでしょうね。
全ては変化しそして死に向かっているのは確かです。
しかし、死は生の始まりでもあります。
コメント