勇気とは、行動を起こすときに必要な感覚ではありません。
行動する前の「観念を変えるプロセス」にともなう感覚なのです。
(中略)
勇気は、「進んで行動を起こそう」という「気持ち」にはさせてくれます。
しかし、実際に行動を起こす原動力になっているのは、「確信」です。
ただ、このふたつが非常に短い時間に起きるので、本人は「自分は勇気を奮いたたせて行動した」と感じるかもしれません。
以上、本田 健 (著), ダリル・アンカ (著), 江藤ちふみ (編集), 島田真喜子 (翻訳) 『未来は、えらべる! バシャール 本田健』P.47-48より引用させていただきました。
実に面白い考え方ですね。
確かに、人間は、確信があるから行動するのですね。
その確信を得るまでのプロセスにこそ、勇気は必要なんだと、バシャールは言っているようです。
勇気と、実際に行動に移すそのプロセスには、あいだにもう一段プロセスがあるようです。
観念を変えるのにも、勇気が要るんですね。
なんか不思議な気がします。
2013.8.23追記
勇気が「気持ち」を「確信」に変えさせ、この「確信」に基づいて人は行動を起こす。
なので、「確信」があったら行動したのであって、行動そのものに勇気は必要ない。
勇気が必要なのは、単なる「気持ち」を「確信」へと変える時である。
となるのでしょう。
勇気を持って「気持ち」を「確信」へと変えた時、あなたはもう行動を起こしている?
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