自分の考えを一から十まで信じるのを止めたとき、あなたは思考の檻の外へと、一歩あゆみ出ることができます。そして、「考えている人」は「本当の自分」とは別人だということが、手に取るようにわかるでしょう。
以上、エックハルト・トール (著), Eckhart Tolle (原著), あさり みちこ (翻訳)『世界でいちばん古くて大切なスピリチュアルの教え』P.44より引用させていただきました。
考えている人から連想するのが、ロダンの考える人。
パスカルは「人間は考える葦である」と言った。
あなたは何も考えていない!は、確かかなり侮蔑的な言葉だったはずだ。
そして疑いもなく、考えることは人間の証であると思って生きてきた自分。
他人の頭ではなく、自分の頭で考えることが、何より大切と考えていた自分。
でも、そんな自分は別人だったとは。
そしていまの私は、思考の檻の外へと旅立ちたいと切に思っている。
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