相対の一方を求めれば 必ずその反対のものがやってくる : 『タオの法則』をバシャール的に読む

相対の一方を求めれば 必ずその反対のものがやってくる : 『タオの法則』をバシャール的に読む

相対の一方を求めれば
必ずその反対のものがやってくる

以上、千賀 一生 (著) 『タオの法則 老子の秘儀「超」活用法 (超☆きらきら)』P.42より引用させていただきました。

同書p.43には、「自然界には善悪は存在しない。善を押し進めることは、主観を強めることに他ならない。人間の進歩は、そうした相対次元をどれだけ超えるかにある。」とある。

バシャールの言うようにすべてが中立であるなら、言葉を変えれば、すべては相対的であると言えるだろう。

しかし、中立の世界に観念はないが、相対の世界には観念がある。

いや、宇宙は中立であるからこそ、観念によって相対的な世界を創ることができるのだろう。そして、相対的な世界では、何かの観念が生まれたときに、同時にその反対の観念も生まれるのだろう。

善という観念が存在するためには、悪という観念が絶対必要だ。
悪の観念がゼロの世界では、善と言う観念は存在し得ない。

富と貧困の相対的な観念。
このうちの富を求めたとき、求める者の心にはその反対の貧困がある。
そして、内に貧困があるゆえに、それが外に反映されて貧困がやってくるのでしょう。

jpn03017

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