入門 特殊相対性理論 質量とは? 物の動かしにくさは、無重力下でも不変 : 『みるみる理解できる相対性理論』より

以下、佐藤勝彦 監修『みるみる理解できる相対性理論―特殊相対論も一般相対論も実はむずかしくなかった! (ニュートンムック)』P.98-99を参考にさせていただきました。

月は地球の周囲をまわっている。
実は地球も、月と地球の重心を中心として小さくまわっている。

地球が月から受ける万有引力と
月が地球から受ける万有引力は等しい
(作用・反作用の法則)

しかし、質量の大きな地球は動かしにくいために、地球の回転運動は小さくなる

特殊相対性理論で、「光速に近い速さで質量が増える」というのは、「光速に近い速さの物体は動かしにくくなる」という意味。

……ということで、ここで素朴な疑問。

地球は自転し公転し、さらに太陽系自体も移動し、その太陽系を含む銀河も移動し、さらに宇宙全体が加速して膨張しているのなら、目の前にあるたとえばリンゴでも、絶対的に停止している場所から見れば、ものずごいスピードで移動していることになる。(そうなると、もうすでにすべてのものは光速に近いスピードで動いていないか?)

ということは、もしテレポートしたときに、そういう慣性系のスピードのすべてが失われたのなら、テレポート先に到着した途端に、ものすごいスピードで周りのものがぶつかってこないだろうか?という疑問が湧く。

でもまあ、バシャールの言うテレポートでは、まずはその場所の波動になってからその場所に移動するのだから、その場所の波動は、すべての慣性系のスピードを含んでいると考えてもおかしくないか……。

ということで、疑問は自己解決しました。(^-^;

 

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