この世界で一番大きな怖れは「自分の存在は本当は無価値である」という無価値観です。自己否定が大きく見えます。自分がこのまま生き残っていくために、なにかをしなければ自分の生き残る存在価値はない、と考えています。by バシャール

この世界で一番大きな怖れは「自分の存在は本当は無価値である」という無価値観です。自己否定が、この文明の中で一番大きく見えます。

自分がこのまま生き残っていくために、なにかをしなければ自分の生き残る存在価値はない、と考えています。

以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳) 『バシャール・ペーパーバック4―ワクワクこそが、ひとを深くいやす力がある (VOICE新書)』P.13より引用させていただきました。

以下バシャールのいうことをまとめてみますと

真実は、存在する価値がなければ初めから私達は存在していない。
無限の創造者は意味のないものは創らないから。

私達が今存在しているとすれば、私達にはなにか価値があるのです。

……ということで

私は、死が一番大きな怖れだと今まで考えていました。
しかし、このバシャールの言葉について考えてみると。

それは違ったのかな？と考えています。

というのは、もし死が一番大きな怖れだとしたら、人は自殺という行為を選ばないはずです。しかし、時に人が自殺という行為を選んでしまうのは、死より自分が無価値であることの方が怖ろしいと考えたのかもしれません。

自殺は自分で自分の生命をコントロールする行為です。
自殺する人はそこに命をコントロールする自分という価値観を見出したのかもしれません。