Co-creation 共同創造 : バシャール・キーワード

皆さんが他の存在を自分自身から分離して見ている考え方を表しています。自分は自分の現実のすべてを創造し、他人はその人自身の現実のすべてを創造していることを、皆さんはすでに知っています。ですから皆さんが他人との交流の中で体験することが何であれ、それらの人と分かちあう共通の考えや概念を、皆さんは共同創造していることになります。これを同意もしくは契約と見てもいいでしょう。

以上、ダリル アンカ (著), 関野 直行 (翻訳) 『ニュー・メタフィジックス―世界を創る意識の力学』P.32より引用させていただきました。

これを読んだ時、おおそうなのか!そういう仕組みになっているとは!と感動したのですが、それでは共同創造とは具体的にはどういうことを指すのだろう?と考えると、うーんとうなってしまいます。

たとえば、この目の前にある机も共同創造の結果なのでしょうか?
机とはこういうものにしようと皆で同意しているから、机は誰にとっても同じ意味を持つ机なのでしょうか。

それとももっと精神的なものでしょうか?
たとえばそれは象徴とかシンボル的なもののことでしょうか。
何々は何々のシンボルってことにしようよ、とみんなで同意したから、それはそのシンボルなのでしょうか。

いずれにしても、自分の現実は全部自分のいわば手作りのようなもので、本質的には夜見る夢と同じものだとしたら、誰ともコミュニケーションがない孤独の世界になってしまいます。(でも本当はそもそもすべてはひとつなんですよね)

しかし、この共同創造という同意もしくは契約によって他者との交流を体験できるのだとしたら、かなり重要なキーワードに思えます。

本来ひとつであるものを分離して見たいがために生み出したものが、共同創造というものなのでしょうか。でもそうなると、分離したくて分離したんだから、孤独で良いじゃん、そのまま他人との交流なんてする必要なんてない……と思いかけていま気づきました。

そもそも他人との交流を体験したいから、分離したのですね。
たったひとつでは他との交流ができません。
他と交流するために分離したのですね。

MIL49025

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