この世界の人間関係で起きていることは、自分達が話をしていないこと、コミュニケーションしていないことが原因でイライラする、ということです。
そしてそこから出てくることにまたイライラするのですが、結局は自分の中で相手にわかってもらえていない、もしくは相手をわかっていない、そういう理解不足のところにイライラしているだけです。すべての人が自分の信じていること、自分の中ではこう思っているということを素直に全部表現したとしたら、誰もそういった新しい情熱に対してケンカをしかけようと思う人はいません。
コミュニケーション不足から出てくる誤解がそういった感覚を創ります。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳) 『バシャール・ペーパーバック1―ワクワクが人生の道標となる (VOICE新書)』P.85-86より引用させていただきました。
わたしも結構イライラするほうだし、イライラに悩まされることが多いので、このバシャールからの情報はありがたいです。
確かにイライラって次のイライラへの原因にもなりますし、他人へも容易に伝染していきます。
イライラしてもいいことって何もありません。
イライラの原因はバシャールの言うように、自分の中で相手にわかってもらえていない、あるいは相手をわかっていないという理解不足にあるというのは激しく納得できます。
自分や相手に対する理解不足、そこにイライラしているのだそうです。
ではどうしたらいいのか?
それについてもバシャールが述べてくれているのは、これもとってもありがたいことです。
自分の中ではこう思っているということを素直に全部表現することだそうです。
表現だからいろんな表現が考えられると思います。
それは相手に直接話しかけることかもしれないし、絵を描くことかもしれない。
詩を書くことかもしれないし、歌を歌うことかもしれない。
その他の何かをつくることかもしれないし、体を使って何かをすることかもしれない。
いずれにしても、イライラの原因がコミュニケーション不足から出てくる誤解だとわかれば、それだけでイライラはかなりおさまるのではないでしょうか。
コメント