夢と、現実の分離というのは一見あるようにみえますけれど、これもまた幻想です。今、この瞬間あなたは夢を見ているのです。
夢の現実こそが、現実なのです。
あなた方は今、目覚めようとしています。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳) 『バシャール・ペーパーバック1―ワクワクが人生の道標となる (VOICE新書)』P.41より引用させていただきました。
夢と現実が分離していないとすれば、夢と現実はひとつのもの、ひとつにつながっていると考えられます。
夢は人間の無意識や潜在意識からつくられると思われるので、バシャールの言うように本当はひとつの意識しかないのなら、夢と現実は分離していないと考えられます。
日常の意識、その下に潜在意識、またその下には無意識というのがありますが、この三つの意識のレベルというのも幻想なのです。ひとつの意識しかありません。 : バシャール・スピリット
さらにバシャールは、この現実が夢であり、夜見る夢の方が現実であると言います。
現実は夢であり、夢が現実なのだと言います。
しかし、たとえ現実が夢だとしても夢の中にいるうちはそれが現実です。
オンラインゲームをしているとき、その世界が仮想の世界だと気がついたとして、だからといって突然ゲームの中で神になれるわけでもないです。
この現実がたとえ夢であったとしても、この夢の中で勝手気ままなことをすれば、それなりの報いは受けます。この現実が夢だったとわかるのは、この夢から覚めたときだけです。
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