みなさんは無限の「一面」ですから、もうすでに、本当は無限の存在なのです。
ところが、この物理次元にあまりにも意識の焦点を絞りすぎたために、全体の意識としての自分、無限な存在としての自分を忘れる才能を身につけてしまっただけなのです。
(中略)
この物理次元は、本質的にひとつずつ、時間にそってものを見ていく次元ですが、統合された意識は、すべての次元の現実で起きていることを、一度に見ることができます。
以上を、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック5 望む現実を創る最良の方法はワクワク行動をすること 』217-218ページより引用させていただきました。
同書P.211にはこうあります。
すべての原子は、ひとつの同じ原子なのです。
同時にマトリックスとして具現化しているだけです。
ホロニックなマトリックスとして、その原子が配列されています。
ひとつの点は、すべての他の点もその中に含むということです。
宇宙とは常に、情報がホロニックに配列されたものなのです。
それが意識そのものです。
これがきっとバシャールの言う想像したことはすべて現実に存在している、ということなんでしょうね。想像と現実には違いはないということなのでしょう。
でもわたしたちが欲しいのは望む現実にする方法です。
想像を現実に変える方法です。
というのは想像しただけでは現実にはならないからです。
本当は想像と現実に違いはなく簡単に想像を現実にできるはずだが、この物理次元にあまりにも意識の焦点を絞りすぎたために、できることができなくなっている。想像を現実にするのが難しくなっている。
自らが創り出した「物事をひとつずつ体験できる能力、時間にそって物事を見ていく能力」によって想像を瞬時に現実にすることができなくなり、時間にそってひとつひとつ手続きを踏まないと現実にできなくなった。簡単に言うと行動しなければ想像を現実にすることができなくなった、ということなのでしょう。時間と空間を創ってしまったので行動しないと想像を現実にすることができなくなった。
しかし無限の統合された意識から見れば、そこには時間も空間もないのだから、想像すればそれは現実と同じということになる。想像はイコール現実なのだということになる。
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