人というのは、自分が必要なだけパワーを発揮することができます。そして誰も傷つけることなしに、自分の欲しい現実を創造することができるのです。
以上を、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック2―人生の目的は「ワクワク」することにある』118ページより引用させていただきました。
目覚めた存在になるには?
以下書いてあることをまとめてみます。
眠りながら歩いているといろんなものにぶつかってしまう。
はっきりとした道が見えないので壁にぶつかったり穴に落ちたりしてしまう。
みんな自分自身が眠っている最中に歩く訓練、自分が眠っている最中に自分が被害者になる訓練をしている。
一生懸命汗水たらして働かないと何者にもなれないよ。一生懸命人と競争していかないと幸せになれないよ。人より余計に働かないと幸せになれないよ。苦痛なしでは何も得られないよ。
生まれた時から、これらの言葉を叩き込まれ、こういう言葉を聞いて育ってきた。
そして、このような考え方を実生活の中で現実化している。
これが夢を見ながら歩いているということ。
眠りながら歩いているので道がはっきりとは見えず壁にぶつかったり穴に落ちたりしてそれを他人のせいにして被害者になってしまう。そして被害者というのは加害者を引き寄せる。被害者と加害者はひとつのコインの裏表。
被害者は加害者の弱みをつくバイブレーションを出して自分で加害者を引き寄せる。
そして加害者に「私はここにいるよ。ここにエサがあるよ。どうそ私を攻撃して」と言う。
そして自分が攻撃されることを怖れているので、この世の中は怖れに満ちた世の中であると思っている。自分が襲われることを怖れている。
もしこの道を曲がったとたんにこういう状況に出会ってしまうのではないか、こういう人に襲われるのではないと思っている。
自分に何が起こるか分からない。世の中は分からないものだ。
そういう言葉をたくさん聞いてきた。そして何度も聞いているうちに信じ始め、信じたことが現実になる。このような思考パターンが三歳になるころまでには頭に植え込まれてそれが人生を決めてしまう。
重要なことはタイトルに上げた言葉
人というのは、自分が必要なだけパワーを発揮することができる。そして誰も傷つけることなしに、自分の欲しい現実を創造することができる。
地球上に加害者と被害者が存在する唯一の理由は、生まれた時から自分にはパワーがないと教えられてきたから。自分の人生をコントロールする力を全然持っていないんだと教えられてきたから。
人生というのは自分に起こるものであり、自分の人生を意識的に支配する力はない。人生は自分の手に負えないものであると思っている。
目覚めた人とは、生まれた時から自分にはパワーがあり、自分には自分の人生をコントロールする力があり、人生は自らが起こすものであり、人生は自分で意識的に支配することができ、人生は自分の手のうちにあると分かっている人。
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