自分は完全な人間であると知り喜びを抱きつつ自分自身との関係をもつことができれば、あなたの喜びを反映させるような人をあなたの人生の中にひきつけることができる by バシャール

もしあなたが、自分は完全な人間であるということを知って、そして喜びを抱きつつ自分自身との関係をもつことができれば、また「創造」や「宇宙」と理想的な関係を保ち、非常に統合の取れた、肯定的なやり方で人生に関わることができるならば、その時初めてあなたは自分のバイブレーションを開いて、あなたの喜びを反映させるような人をあなたの人生の中にひきつけることができるわけです。

以上を、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック2―人生の目的は「ワクワク」することにある』19ページより引用させていただきました。

まあ確かに、運命の人と出会って互いに愛し合って一緒に暮らすなら自分は幸福な人生を送ることが出来るんだが、、、という考えは抱きがちです。

もしそうだったら私は幸福になるんだがと言う考えは裏を返せば今は幸福ではないことになり、引き寄せの法則の観点からも、結果を創れば原因は宇宙が提供するというバシャールの教えからも離れることになります。

バシャール的には幸福になるには先に幸福になってしまうこと。
喜びの波動は喜ぶようなことを引き寄せる。

現在の自分は不完全だから不幸なんだ。
運命の人と出会って完全になれば自分は幸福になる、という考えはバシャール的には逆です。
自分が完全な人であるからこそ、自分が完全であるということを反映させるような人を引き寄せるんだ、というのがバシャール的考え方です。

でも、なんの原因もなく幸福になれるんだったら、そういう超ポジティブ人間が自分だったら誰も苦労はしません。
いくら頭で先に幸福になれば幸福になる原因を引き寄せるとバシャール情報で知っていても、なかなかそれが出来ない。心の奥深くでは疑いがあるからです。

バシャールの言葉に信じることが見ることだという言葉もあり、運命の人が現れたなら自分は完全になり幸せになるともしも信じていたら、本当にそうなるようにも思います。

自分を喜ばせるようなものが全然ないのに、自分を喜びの波動にさせる。
それが出来る人と出来ない人がいるのか。
ただ単に前向きにポジティブに生きようとするその姿勢の問題なのか。
私には分かりません。

でも何も自分を喜ばせるものがないのに、いや、嫌なことばかりが起こるのに喜びの波動でいようとするのは逆に鬱になるばかりです。でもそうなってしまえば本末転倒の事態になってしまいます。
幸福を求めるあまり不幸になってしまう典型です。

こういう風になったら私はきっと幸せで喜びにあふれるだろうというシチュエーションはたくさん描くことが出来ますが、実際にはそうではない自分が現にここにいるので幸せを自分で感じることが出来ませんが、その幸せにあふれているシチュエーションの方に強く意識をフォーカスすれば実際にいまここで幸せを感じることが出来るのかもしれません。

まあ早くて簡単でシンプルな話が、自分が幸せを感じるそのシチュエーションを手に入れるためにさっさと努力をすればいいんだと思います。具体的に何かを行動すればいいんだと思います。この努力が未来の自分の幸福につながるんだと思えば喜びながら努力ができると思います。はっきりした目標があるのならさっさと行動すればいいのかも知れません。体を動かすことは自分の波動を変えることですから。

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