あなた方の政府というものは、あなた方ひとりひとりがパワフルになるようなものを与えないようにするという性質を持っています。
あなた方ひとりひとりがそういったパワーを身につけてしまうと、今の政府そのものが危なくなるという考えですね。あなた方は、本当は政府とか政治などというものは必要ないのです。
政治というものは、あなた方の助けになるものですが、あなた方を支配、統治するものではありません。本当の姿はそういうものではありません。
政府もしくは政治家は、もし、みなさんひとりひとりがそれに気づいたならば、今持っている力を取られてしまうのではないか、という恐れを抱いています。というのは、今現在の地球上では、そういうものがとりあえず必要とされているからです。
本当は支配するもの、支配されるものという区別はありません。支配するものは不要なのですが、あなた方の社会では、今のところそれを必要としています。そういう社会の仕組みになっています。
以上を、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック1―ワクワクが人生の道標となる』223-224ページより引用させていただきました。
以上は、政府は何故バシャールたちの存在を隠すのか?という質問者にバシャールが答えた部分です。
地球外生命体が存在しているのを知ることがパワーになる?
本当は政治は支配や統治をするものではないとみんなが気づいたら政府や政治家は困る?
支配するものが必要である社会の仕組みになっている?
政治はあなた方を支配統治するものではないと言われても、実際私たちは政治に支配され統治されている。これは事実です。
日本からいきなり政府と政治家たちが消えてしまったら困るのは自分たち自身だと思います。
日本という国家が回らなくなる。誰かが日本を導かなくてはまさにアナーキー無政府状態になってしまう。
統治し支配するものが上にいるから、みんなルールを守っている。
日本という国が平静を保っている。
たとえそれが必要悪の上に成り立つものであったとしても。
金銭的ペナルティーという政治的統治があるからみんなエコバックを持ち歩くわけで、レジ袋を捨てるのをやめましょう!と言うだけではレジ袋の投棄は減らない。
ワクチンを打ちましょう!と言ってもみんな二の足を踏むけど、ワクチン接種は無料ですという金銭的メリットを政治が打ち出せば、多くの人がワクチンを接種する。
国民の自発性を政治は信頼していないし国民自身も信頼していない。
そういう意味では自ら進んで政治に統治されている。
政治と国民は持ちつ持たれつの関係にある。
国民には支配と統治する政府が今のところ必要に思える。
すべてを国民の自発性に任せれば社会は混乱すると思う。
それをした方が良いと分かっていても、何らかの強制力が働かないとやらない人がほとんどだから。
本当は政府や政治家に支配や統治される必要なないのだとバシャールに言われても、私には、それは絵に描いた餅にしか見えない。
結局自分ではなく他者を抑えるためや自分の身を守るために政府や政治家による全体的な支配や統治が広く必要とされているんだと思う。
政府や政治が必要なくなる社会の到来はまだまだだと思います。