一番最初はワクワクとした感情だと思っていた。
というのはバシャールに関する本を読んでいて、毎瞬毎瞬一番のワクワクを行動に起こすことがすべての解決につながっていたからだ。
だから夢をかなえたいとき一番先に来るのはワクワクとした感情だと考えていた。
とは言うもののいきなりワクワクとした感情を持ちましょう!とやるには無理があった。どうしてもワクワクしなきゃ!という使命感のようなものになってしまう。
次に考えたのが、じゃあ感情がワクワクするような考え方をしたらいいのではないかと考えた。すべては中立で無色透明なんだから自分で自由にワクワクするような意味づけをしたらいい!
そうすれば、夢はかなうはずだ。
しかしそのそもそもの意味づけが思うようにはできない。
感情が否定的であれば当然肯定的な意味づけは難しくなる。
では肯定的な感情になるためにはどうしたらいい?
肯定的な考え方や意味づけを信じたらいい。
肯定的な意味づけというか肯定的な考え方というのは、考え方というだけであって、数多く存在する文字情報のうちのひとつに過ぎない。
考え方とか意味づけというのは、それを信じて初めて力を持つ。
信じていない考え方や意味づけというのは、ただ単語が並んでいるだけだ。
だから、一番最初に来るのは信じるということ。
でもこれはバシャールが最初から言っていたことだ。
観念が感情をつくり感情が思考パターンをつくり思考パターンが現実を創るといつも言っていた。
私は観念の解釈を間違っていた。
観念を単なる考え方、定義だと思っていた。
起こったことに対して、それをどう考えるかによって感情が決まり……と考えていた。
でも違っていた、起こったことに対して、何を信じているかによって感情が決まるのだと思う。
どう考えるかは、意味づけの選択だ。
あまた存在する意味づけや定義の中からどれを選ぶか。
自由に選べるし何時でも交換可能だ。
しかし、何を信じるかというのは、その時点で、もうすでに確固として存在している。さらに容易に変更は効かない。
この信じるという行為にごまかしは効かない。
信じるという行為には全人生と全人格が関わっている。
信じようとしているのは信じていることにはならない。
自分でそれがわかってしまう、それが信じるということだから。
夢をかなえたいとき一番先に来るのは「信じること」
そしてその信じる力はその人の全人生、全人格からやって来る。
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