まわりに見えるもの、まわりにあると思うものすべてが、真実のあなたからつくられています。
あなたの意識がつくりあげているものなのです。ですから、新しい世界を構築する、世界を変えるとき、みなさんが唯一すべきことは自分自身の意識を変えることだけです。
そうすれば世界は変わります。
以上、バシャール(チャネル:ダリル・アンカ) (著), 関野直行 (翻訳)『BASHAR GOLD(バシャール ゴールド)』P.176より引用させていただきました。
私たちは長い間「この物理的な現実は他のものから分離されたものである」という見方をしてきましたが、その見方を変えて「自分自身が物理的な現実そのものである」と理解しはじめてくださいとバシャールは言います。
さて、このへんになると、論理的思考、合理的思考の限界を感じます。(^-^;
もしここに書いてあることが真実なら、刑務所に入っている終身刑の囚人たちは、意識を変えることによって、外に出られることになります。
あるいは、成功を夢見ている人が、家の中でただじっとしているだけで、成功ができてしまいます。
しかし、一方で、バシャールはいつも行動の重要性を口にしてきました。
毎瞬毎瞬一番ワクワクすることを行動に移しましょう!がバシャールの口癖です。
さあ、矛盾が生じてしまいました。
この矛盾を解く第一の鍵は、「真実のあなた」という部分でしょう。
まわりの物質的な世界を創っているのは「真実の私」であって、真実の私だと自分で思っている私とは違うということです。
牢屋よなくなれ!と意識を変えても牢屋がなくならないのは、真実の私の意識は変わっていないからだと推測できます。
第二の鍵が、 「自分自身が物理的な現実そのものである」です。
意識が自分自身を物理的に表現したものが、この物理的な現実であるということです。
意識と物理的現実は分離していないと考えられるので、物理的現実が変わっていないときは、意識が変わっていないと考えられます。
つまり、行動も意識活動に含まれると考えられます。
意識を変えるということは、行動も変えるということを含むのでしょう。
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