みなさんがつくりだしたこの物理的な現実は、非常にがっしりとして、しっかりとした構造で成り立っているように見えます。
ただ、先ほど言ったように、この構造も、みなさんが集合意識として、全体として同意をしたところから出てきた法則によってできているのです。
この「世界は比喩、シンボルである」ということに気づきはじめると、それまでオーバーソウル、集合意識として同意していた法則が少しずつゆるんできます。
以上、バシャール(チャネル:ダリル・アンカ) (著), 関野直行 (翻訳)『BASHAR GOLD(バシャール ゴールド)』P.20より引用させていただきました。
おそらく夢の中でも机を叩くと固いと思います。
それは地球的にいうと、現実世界は固いので、夢の中でもそこを現実だと思っているから固く感じるんですよね、ほんとは夢だから固いはずはないのに。
現実世界で机は固いと教えられ、自分でもそう経験しているから、ほんとは柔らかい世界である夢の中でも、机は固いと経験してしまう。
これと同じことが、バシャールよれば、現実でも起こっているようです。
現実世界のこの机が固いのは、「机を叩くと固い」という経験をするのは、集合意識がそう合意しているからなんでしょうね。
そうでないと、机の上でキーボードを叩くことができませんから。
ということはですよ……
集合意識で、みんなで人間は歳をとるとある時点から若返ってだんだん子供になっていく、とそういう意識に変えたら、ほんとうにこの世界はそういう世界になるんでしょうね。
そして、集合意識として合意した法則だからこそ、それはいきなり具体的にはなり得ず、私たちの世界において、まず比喩とかシンボルとして機能するのでしょうね。
でもって、いわゆる魔術というのは、この「世界は比喩、シンボルである」ということを利用して現実を変えていく技術なのでしょう。
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