ある瞬間、自分が望まないことを感じていても、その瞬間の自分を否定しないでください。それを自分の全体として認めてあげてください。 : バシャールを生きる

ある瞬間、自分が望まないことを感じていても、その瞬間の自分を否定しないでください。
それを自分の全体として認めてあげてください。
その「認める」ということが非常に大切です。
なぜなら、あなたのすべての部分を「これは全部自分なのだ」と認めるまでは変えることはできないからです。
あなたの一部分だけを変えることはできません。
不可能なのです。
どこかの部分を変えたと思っても、それは必ず全体に影響しています。
ですから、全体が変わっているのです。
一部だけではありません。

以上、バシャール(チャネル:ダリル・アンカ) (著), 関野直行 (翻訳)『BASHAR GOLD(バシャール ゴールド)』P.247-248より引用させていただきました。

さてはて、これってさっきの映画のフィルムのたとえで解くことができるのでしょうか?

一部分だけを変えることはできない、不可能ですって……

現実はバシャールによると、映画のフィルムの1コマ1コマのような構造になっているそうです。
だとしたら、テーブルにリンゴがある現実とリンゴがない現実は、まったく別の現実ということになります。

つまりフィルムの1コマにリンゴがあって、その1コマの中のリンゴだけが消えるわけではなく、リンゴが存在しない1コマに、フォーカスが移動するだけだからです。

映画のフィルムの1コマを、その内容を変えることは出来ません。
出来ることは、そのフォーカスをずらすことだけです。
別の1コマへとフォーカスをずらすことだけです。

もしある1コマに傷がついていたとします。
あなたはその傷が嫌です。
嫌なのでその傷を直接さわって直そうとします。
でも出来ません。

傷が直らないので、ますます気になって、ずっとその1コマを恨めしげに見ています。

でも、フィルムの1コマにできた傷は、それはそれでどうしようもない、傷を含めての1コマだ。
傷のついていないコマが他にもいっぱいあるじゃないか、そっちのコマを見ることにしよう。

そう考えてフォーカスを別の1コマに移すと……

いま見ているフィルムの1コマには傷もなく心は快適になりました。

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