意識というのは、今のこの瞬間に、自分に気がついている状態のことです。ですから、「The One」には「自分」という意識がありません。
以上、さとうみつろう (著), ダリル・アンカ (著)『その名は、バシャール』257ページより引用させていただきました。
The One とは初めから終わりまで永遠にただ存在するものであり、しかも真の存在と言えるのは The One だけ。
だけど The One には「自分」という意識がなかった……
もし自分という存在が永遠であるのなら、自分が地球に生まれる前の状態が、そういう状態だったのではないだろうか。
自分が生まれる前の地球では、自分はどこかに存在していたが、「自分」という意識はなかった。
まさに「死」とは「自分」という意識がなくなることに思える。
意識というものが存在する限り、「自分」という一般的意識はなくならないだろうが、私のこの「自分」という個人的特定の意識はなくならないのだろうか?
さらに、The One には「自分」という意識がないのですから、ある意味「The Oneは死んでいる」と言えそうです。
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