本当は支配するもの、支配されるものという区別はありません。支配するものは不要なのですが、あなた方の社会では、今のところそれを必要としています。そういう社会の仕組みになっています。by バシャール

バシャールのペーパーバック1の223~224ページには以下の様にあります。

あなた方は、本当は政府とか政治などというものは必要ないのです。
政治というものは、あなた方の助けになるものですが、あなた方を支配、統治するものではありません。
(中略)
本当は支配するもの、支配されるものという区別はありません。支配するものは不要なのですが、あなた方の社会では、今のところそれを必要としています。そういう社会の仕組みになっています。

そういう社会の仕組み……わかります。

確かに、支配される社会になっていますね。

ゴミの有料化、レジ袋有料化……これらも、支配するものと支配されるものの関係の上に成り立っています。

支配するものは、一方的に有料化し、従わないものには罰を与えます。

社会は、人間は元々悪であるを前提としています。

なので、支配するものが支配されるものをコントロールする時には常に従わないと罰を与えるぞと脅します。

レジ袋の使用を減らすのだって、人はみな善人であるが前提なら、レジ袋を使わない人を優遇するやり方をするはずです。

しかし、レジ袋を使う人には有料という罰を与えないと、人間なんて従わねえよ!という考えなので、従わせるために有料化しています。

世の中の大抵のものは、この考えですね。

従わねえなら罰を与えればいいんだ!という考えの上に社会が成り立っています。

実は世の中、デスノートを持ったキラが支配しているのとさほど変わらないのです。

キラが個人であるか、団体であるか、団体であるかのように思わせているか、の違いしかありません。

特定の個人、特定の団体の支配があり、その支配に従わないものには罰を与える、そういう仕組みになって人間社会は動いています。

飲酒運転にしても、いじめにしても、自転車事故にしても、刑罰をより重く賠償金をより多くすればするほど、抑止力になるという考えです。

この考えは、本質的には、デスノートのキラと同じ考え方です。

MIL39007

この記事は、以下の本を参考にしています。

バシャール・ペーパーバック1―ワクワクが人生の道標となる (VOICE新書)

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