バシャールの言う「オーバーソウル」と現代科学の言う並行する宇宙の話

バシャールペーパーバック1のページ26にはこのようにあります。

「あなた達というのは、あなたの生命のすべてが違うことを同時にいろいろな所でやっているのです。

あなた方の生命がひとつの意識となっている、そういう状態を『オーバーソウル』というのですが、手に指が何本もあるように、オーバーソウルが、現実にいくつもの手を伸ばしています。」

自分のオーバーソウルは同時に、別なところで同じようなことをしている。

ひとつの魂から複数の魂が出ている。

本当の自分は肉体のないエネルギーのボールである。

そしてこの宇宙とは違うバイブレーションの中で生きている。

そこでは、今見える地球だけではなく、今まであった地球そしてこれからあるだろう地球のすべてが見える。

自分のオーバーソウルはどの地球で生きるかを決めることができる。

その場合一つの地球から見て、未来の地球で生きている自分は来世、過去の地球で生きている自分は過去世ということになる。

しかしオーバーソウルから全部の地球を見ると、それらは同時に起こっている。
同時に進行している。

オーバーソウルは同時に複数の人生を生きることもできる。

バシャールも含めすべての生命は全部宇宙の魂の一部。

だから地球にいるすべての人々が自分の一部分でもある。

オーバーソウルの概念は理解するのが難しいですね。

オーバーソウルが自分なのだと言われてもピンときません。

全地球人が自分の一部だと言われても、なおさら、ピンときません。

このオーバーソウルというのも並行する宇宙と関係があるのでしょうね。

この宇宙以外にも無限の並行宇宙が存在していて、互いになんの影響も及ぼせないが、あらゆるものが素粒子の配列の違いに過ぎないとするのなら、過去も未来も同時に今存在しているように思えます。

サイコロを三つ同時に振ることを三回繰り返した場合。

一回目 4-3-2 の配列 二回目から見るとこれは過去
二回目 3-1-5 の配列 これを現在とする
三回目 6-1-1 の配列 二回目から見ればこれが未来

二回目のサイコロを振った時点を現在とすると、過去は4-3-2の配列で、未来は6-1-1の配列になる。

これをもし全地球人が一斉に三つのサイコロを振ったとしたら、一回目で、サイコロのあらゆる配列が出ると思う。

未来とされていた6-1-1の配列も過去とされていた4-3-2の配列も、現在とされた配列3-1-5は勿論のこと。

宇宙のすべてが素粒子の配列の違いでしかないのであれば

そしてさらに並行宇宙が無限に存在しているのならば

さっきのサイコロの例のように、すべての可能性は今現在に同時に起こっているはずだ。
過去も未来も現在も同時に起こっているはずだ。

ただ、今現在にそれらが同時に起こっていたとしても、確認は不可能だ。
それらはこの宇宙とは全く別の宇宙で起こっているからだ。

想像することは可能だが知ることは不可能な別の宇宙。
しかし、存在はしているはずの宇宙。

この並行宇宙の考えを、バシャールの言うオーバーソウルと結びつけると、面白いかも知れない。

並行宇宙にはいろんな自分がいて、その中には過去の自分も未来の自分もいて(過去とか未来とか意味づけているが実際は素粒子の配列の違いでしかない)この宇宙の自分と同じように生き生きと生きている。

なぜそんなことが可能かというと、それらの並行宇宙とは違うバイブレーションの宇宙に自分の本体であるオーバーソウルが生きていて、それぞれの並行宇宙に自らの触手を伸ばしているからだ。

……となるのかも知れない。

MIL52055

以下の本を参考にしました。

バシャール・ペーパーバック1―ワクワクが人生の道標となる (VOICE新書)

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