バシャールペーパーバック1の26ページには以下の様にあります。
「あなたがここに生きているのと同時に、別な宇宙で同時にあなたの生が進行しているのです。
いわば、あなたがやっていることとほんのちょっと違うことを、別な所で同時にやっているのです。この宇宙とほんのちょっと違う宇宙がいろいろあって、ちょっとあなたと違うあなたがちょっと違うことを同時にいろいろやっています。」
SF小説では有名なパラレルワールドってやつです。
現代では並行宇宙というのが一般的なようです。
並行宇宙は実在する | 日経サイエンス
この記事には「宇宙に関する最新の観測結果は『並行宇宙』の存在を示唆している。単なる荒唐無稽な話ではない。」とあります。
特筆すべきは並行宇宙はさらなる並行宇宙へと分離しているようなのです。
しかも並行宇宙にはレベルがあるようです。
このことはバシャール情報の信頼性をより裏付けるように思います。
この記事では以下の様に並行宇宙をレベル分けしています。
- レベル1 – 解説なし(おそらくこの宇宙の並行宇宙のことでしょう)
- レベル2 – 物理定数や素粒子の種類が「泡」ごとに異なる
- レベル3 – 量子力学の「多世界解釈」から生じる並行宇宙で、ランダムな量子過程によって宇宙が複数のコピーに分岐し,そのいずれもが現実になりうる
- レベル4 – あらゆる数理的構造に対応した宇宙が存在。物理法則までが宇宙によって異なる。
先日購入した本「Newton パラレル宇宙論」を参考にこれを考えてみる。
レベル1の並行宇宙についてこの本に基づいて説明する。
宇宙は始まっていらい膨張を続けている。
最初の急激な膨張は空間の膨張であり光速を越えていた。
この宇宙では光速を越えることは不可能であり、よって感知不可能で互いにいかなる影響も及ぼさない宇宙が同時に存在しているだろう。それは全く別の宇宙と言える。
全く別の宇宙がこの同じ時間帯に無限に存在しているはず。
話しは変わり、この宇宙に存在するすべてのものは、ある種の素粒子からできている。
言ってみれば、宇宙のすべてのものは、”あるひとつの素粒子の配列の違い”でしかない。
あなたとわたしの違いは、素粒子の配列の違いなのだ。
サイコロを100回振って100回とも6が出る確率はかなり低いがあり得ないことではない。
だとしたら、無限に存在する、この宇宙とは別の宇宙で、この宇宙に存在する私を構成する素粒子の配置構造と全く同じ配置構造の素粒子配列を持った私とうり二つの人間が存在してもおかしくはない。
(まずその前にこの地球とまったく同じ地球がそこに存在していなければなりませんが……)
確率的に物凄く低い出来事であっても、それがゼロではない限り、どこかに存在するはずだ。
だって宇宙は無限なんだから。
これが並行する宇宙が存在するかも知れない根拠となる考えのようです。
で、だとしたら、あるいは、だとしても
互いに全く何も影響を及ぼせない存在。
その存在を知る手段がゼロな存在。
その存在を知る可能性もゼロな存在。
それらは果たして存在していると言えるのかどうか?
別の宇宙にもう一人の自分が住んでいるとして、
だから何なの?
と言うことになってしまう一面もあります。
つまりここに、光速を越えて情報のやり取りが出来るなんらかの要素(ワームホールやテレパシーやバシャールの宇宙船など)を付け加えない限り、本当に並行する宇宙が存在しているとしても、空想上の産物としか言いようがないのです。
……ということで、だとしたら、この宇宙とまったく同じ宇宙すなわちコピーされた宇宙も存在するはずです。
その宇宙はこの宇宙とは全く同じですから、もしその並行宇宙にテレポートしてしまっても向こうの自分はこちらの宇宙にテレポートするわけですから、全く何の変りもないことになります。
ひょっとしてバシャールの言う、実は私達が日常的にパラレルワールド間をテレポートしているというのは、そう言うことなのでしょうか?
そしてこれが、宇宙には果てがない答えなのでしょう。
全く同じ並行宇宙が存在することによって宇宙が閉じるのでしょう。
こうやって宇宙は有限だか果てはないのでしょう。
この宇宙に住んでいる限り宇宙が有限であるとは確認は出来ない。
別の次元からなら宇宙全体を見渡せるのでしょう。
以下の本を参考にしました。
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