ワクワクする気持ちや本来の自分とより調和がとれている定義をつくり、古いものと置き換えればいいのです。
そして、置き換えたものがうまく機能したかどうか、またこのはかり(信じられるかどうかの境界値)を使って判断することができます。
もし自分のつくった新しい観念がなかなか古いものと置き換わらないときには、その観念より先に書き換えなければならない観念が別にあるということです。
そのときにはまず、古い観念を書き換えるのが難しいと思わせている観念を見つけて、それを変えてください。
以上、ダリル アンカ (著), くまり 莞奈子 (翻訳) 『バシャールペーパーバック〈8〉ワクワク、それは人生に活力を与え続ける機関車 (VOICE新書)』P.237-238より引用させていただきました。
以下に、バシャールの言う「信じられるかどうかの境界値」というツールについてまとめてみました。
自分の観念について一番感受性の高いメジャー(計り)である自分自身を使って、自分の観念が、今どのくらいの位置にあるかを知る方法です。
自分に対して質問をします。
そして質問をしたら、できるだけ早く答えます。
たとえば、このような質問を自分にします。
「いつになったらワクワクすることをすればサポートされると観念として確信し、今の仕事を辞めることができるだろうか?」
この信頼性の計りをずっと未来に置きます。
そして自分にこう質問します。
「私が自分の観念を変えて、一番ワクワクすることだけをしている状態になるのに十年あればいいだろうか。
十年あれば、躊躇も疑いもなくそうなっていると思えるだろうか」(同書P.234)
躊躇なくイエスと答えることができたら、目盛りを下げます。
五年ではどうでしょうか?
このように目盛りを下げていって、最初に躊躇が出たところが今あなたの持っている観念が必要としている時間だそうです。
このときに、もっと少ない時間でやり遂げたいと思うなら、
それができると信じるためには自分の中のどの観念を変えなければならないかを特定します。その観念を見つけたら、その観念を変えて、また目盛りを下げて試してみます。
そのように目盛りを下げていって、自分の中の観念をどのように変えてももう下がらないというところがあったら、それが本当に必要な期間だそうです。
※参考
観念を変えるテクニック
そのステップ1-自分の現実を創り出している観念は何なのか、自分はどんな観念、方程式を持っているのかを見つけます。
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