Creativity 創造性
「大いなる全て」であるあなたの知恵の部分からの表現が創造性です。
以上を、バシャールと宇宙連合 (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『ニュー・メタフィジックス―世界を創る意識の力学
スピリチュアルに興味がある人の間では思考は現実化するというのは常識に近いものです。
しかし、本当に思考は現実化するのでしょうか？
その前に、前提として、常識では思考は現実化するというのは認められていません。
なのでここで私が思考は現実化しない。現実化する予定のあるものを思考しているだけだと主張しても、何も目新しいものはないでしょう。
何度も繰り返しますが、バシャールの言う五つの波動レベルとは
存在 → 知恵 → 観念 → 感情 → 知性（または思考）
となっています。
左に行くほど高い次元となっています。
そして、存在から知恵が、知恵から観念が、観念から感情が、そして感情から知性（または思考）が生まれるとされています。
五つの波動レベルを考慮に入れ、「知恵の部分からの表現が創造性だ」という言葉について考えると、思考が現実化するのではなく知恵が現実化するのであって、思考はそれを勘違いしている、現実化できるものを思考しているに過ぎない、そういう考えも出てきます。
もし思考が現実化するのが本当であれば、誰しもが一億円の宝くじが何回でも当たるはずです。しかしそうはならないのは、思考は波動レベルの一番下の次元であり本当に現実を創造しているのは知恵の波動レベルだからではないだろうか。
一番低い波動レベルである思考がいくら一億円の宝くじに当たるイメージを”考えた”としても、実際の創造性は知恵の波動レベルにあるので、知恵の波動レベルで一億円の宝くじに当たることを許可しない限りそう言う現実は訪れないのではないだろうか。
そう考えると、思考は現実化しない。現実化しそうな現実を思考しているに過ぎない。実際の創造は思考レベルの遥か上の波動レベルで行われているのだから、となるのかも知れない。
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