今、地球上で起こっているさまざまな衝突を見ると、非常に否定的な結果が生まれるように思えるかもしれません。
でも、否定的な観点にも価値があります。
それを理解してください。
それは破壊的な行為を認めるという意味ではありません。
否定的な観点も創造全体の一部であるということを受け入れると、エネルギーのバランスをとることができるようになります。
否定的な緊張の中から肯定的な結果を引き出すことができるようになります。
そして、否定的な観点を持っている人々とコミュニケーションすることができます。
そうすることにより、異なった意見が融合され、さらに理解や成長が深まります。
以上、ダリル アンカ (著), 北村 麻紀 (翻訳) 『バシャールペーパーバック〈7〉ワクワクとは、あなたの魂に打たれた刻印である (VOICE新書)』P.166-167より引用させていただきました。
バシャールは否定的なものを否定しません。
そのへんが他と違います。
このバシャールと同じような考えが書いてあった本がかつてありました。
それはひふみ神示です。
悪を拒絶するのではなく悪を包み込んでこそ世の中は完全になるのだ、そんな感じの内容だったと記憶しています。
当時のわたしは悪を打ち破ってこその平和、そして真理だという認識だったので、この考えを受け入れることはできませんでした。
バシャールによるとすべての視点は無限の創造の一部であり、すべてが真実であり、それぞれが重要性を持っていると言います。さまざまな視点や考えは創造のさまざまな側面にすぎないのです。
だからと言って、悪や破壊、否定的なものを認めるという意味ではないのです。
すでにそうであるものは、無限の創造のさまざまな一面、あるいはさまざまな観点のひとつとして受け入れたほうが、エネルギーのバランスが取れるようです。
そうやって否定的なものから肯定的な結果を引き出していくことは、創造の全体像を理解するのに役立つのでしょう。それが人間の成長要素のひとつなのでしょう。
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