今、あなた方はこの夢から覚醒しているところです。
夢の中で、自分の好きな夢を見て生きることができるようになります。
見たくない夢を見るのではなく、見たい夢を見ながらこの生を生きることができます。
以上を、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック1―ワクワクが人生の道標となる (VOICE新書)』P.22より引用させていただきました。
以下引用したところまでを簡単にまとめてみます。
物理的な現実は幻想である。
信じていることが創り出した幻想です。
しかし、幻想というのはその中にいるうちは現実です。
あなた方のパワーは非常に強いので、少しでも信じると現実化してしまう。
あなた方は、創造主のイメージに基づいて創られており、それはあなた方自身が創造主であるということ。
あなた方個人、あるいは集団で考える想念が現実をつくってきた。
日常の意識、潜在意識、そして無意識。
この三つの意識レベルというのも幻想です。
ひとつの意識しかありません。
ひとつだけの意識を持った存在に目覚めると、自分の中にある無意識、潜在意識にあるものを隠しておくことができなくなる。
潜在意識や無意識の中で押し殺しているものを実際に見ても、あなた方の価値観というものは減らない。
このことに気がつけば、今まであなた方が何千年もの間現実だと信じていたことが実は夢だったと気づく。
……ということで
何千年もの間現実だと信じていたことが夢だと気づくことはとっても魅力的です。
現実だと信じていたことって、現実は現実であると信じていたことですよね?
現実は幻想ではなく現実は現実であると何千年も信じてきた。
しかし実は現実というのは幻想にすぎないと気づきはじめた。
人が夢を見ている時には、おそらくひとつの意識になって活動をしているのでしょう。
だから、日常の意識だとか潜在意識だとか無意識だとかに無関係に夢の世界は築かれている。
私たちが本来のひとつの意識として活動しているという意味では、夢の世界の方が現実より、より現実的である。
で、結論としてどうすればこの現実が幻想であると気づくかと言えば、ひとつだけの意識を持った存在として目覚めること。
ひとつだけの意識を持った存在として目覚めるには、ある意味、目覚めながら夢を見ること?
徹底的に受け身状態になり、無意識や潜在意識にあるものを隠しておけないようにすること?
意識が真っ裸になれば(ありのままの自分あるいは本当の自分になれば)この現実という夢を見たいように見ることができるようになる?
この現実という夢が望んだ夢にならないのは、隠された意識が存在するから?隠された意識が表に出ようとして、それを知らせるために望まない現実を見せている?
そういう結論になりますかね……。
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