それではもう一度、思い出してください。
第一ステップ。
見ること。できるだけクリアに見ること。
第二ステップ。
感じること。自分のすべての感覚を総動員して感じます。
第三ステップ(パート一+パート二)。
演じること。物事に対する姿勢と振る舞い、そして実際にものを使って。この一、二、三をやると、非常に楽しく、そして早く現実をひきつけることができます。
繰り返しになりますが、このプロセスを遅らせることができるのは、先程もいったように、「自分はまだ準備ができていない」と信じる観念、または「自分はこんなものに値する人間ではない」という観念のどちらかです。
以上、ダリル アンカ (著), 関野 直行 (翻訳)『バシャールペーパーバック〈6〉ワクワクを生きると自然に「いま」を生きられる。 (VOICE新書)』P.142-143より引用させていただきました。
前回の記事をさらにまとめると、上の引用したものになると思います。
実際にはP116からP143に渡ってかなり具体的に記載されています。
このとおりにやるとおそらく夢を引き寄せることができるのでしょう。
さて、私たちの本質は無条件の愛ですから、ただ与えることが無上の喜びのはずです。
しかし、この夢実現法を使って自分の夢をかなえることは、必ずしも、無条件の愛を与えることと一致しません。
無条件の愛を与えなくても、この引用したとおりに実行すれば夢はかなうでしょう。
というのは、たいてい私たちの夢というのは、お金と権力あるいは地位や名誉に関するものだからです。
しかし、そうしてかなえた夢というのは、きっとどこか虚しく、また新たな夢を抱くことになるのでしょう。そして最終的には無条件の愛を与えることが至上の喜びであると悟るのですが、その悟りというのは、ほぼこの人生のゴールに近いものなんだと思います。
わたしも知識では私たちの本質は無条件の愛であると知っていますが、日々何かを得ようとしています。エゴに突き動かされています。ただ与えることが至上の喜びであるという実感は得ていないのが現状です。
でも、おそらくそれは最終的なゴールなので、きっと焦ることもないのでしょう。