「すべての状況は基本的に中立だ」ということを覚えておいてください。
どんな状況も、あらかじめ決まった意味をもっているわけではないのです。
みなさんがその状況に対して、自ら選択して与えた意味が、自分に対してどういう結果をもたらすのかを決定します。
以上、ダリル アンカ (著), 関野 直行 (翻訳)『バシャールペーパーバック〈6〉ワクワクを生きると自然に「いま」を生きられる。 (VOICE新書)』P.45より引用させていただきました。
さて、ふつうこんなことを言われたら、「ふざけんじゃないよ!世の中を見ろよ!どこが中立なんだ!」となると思います。
そして、これは数年前のわたしでもあります。
それは怒りです。
なぜそういう怒りが起こったかというと
自分は被害者だと思っていたからです。
なぜ自分だけがこんな目に会わなくてはいけないんだ!
世の中はおかしい。世の中は間違っている。
そんなおかしい世の中は、すべて消えてしまえ!
そんなわたしが、いまでは、この引用した言葉を素直に聞くことができます。
なぜだろう?
それは、すべては自分の責任であるとわかった気がするからです。
わたしは被害者ではなく、さらにそのままで、豊かで幸せなんだと、気づいた気がしたからです。
あるいは、すでにそうであるものに抗っても無駄であるし、意味がないし、かえって物事は悪くなると、体験したし、そう悟った気がしたからです。
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