ふつう人は、意識的に「病気になりたい」などと自分に言い聞かせたりしません。「お金をなくしたい」とか「事故に遭いたい」などとは言いません。しかし、逆のことは皆言っています。そのたびに、気づかない間に、恐れていることを心に描いているのです。
以上を、ヘイル・ドゥオスキン (著), 安藤 理 (監修), 乾 真由美 (翻訳) 『人生を変える一番シンプルな方法―世界のリーダーたちが実践するセドナメソッド』 P.217より引用させていただきました。
ふつう人は、病気になりたいだなんて思わないんだけど、病気にだけはなりたくないと思うかもしれない。
でも、その病気にだけはなりたくないと考えた時に心に浮かぶイメージは、何でしょうか?
おそらくそれは、病気になった時の自分の”イメージ”ではないでしょうか。
そしてもし、イメージしたことは現実になるのだとしたらどうでしょう?
想像が創造だとしたらどうでしょう?
病気をイメージした時の気持ちはおそらくネガティブなものでしょう。
ネガティブな波動を発すれば、ネガティブなものを受けとるのは、宇宙の法則です。
そうであるならば、「病気にはなりたくない」と同じ意味である「健康である」をイメージしてはどうでしょう?
この両者は否定形と肯定形の違いはあれ、まったく同じ意味です。
しかし、そこから出てくる波動はまったく逆です。
……
意味としては同じなのに発するものは逆
その原因は、イメージの世界には否定形が存在しないから
逆に言えば、思考の世界では
それとは逆のものを引き合いに出して、それを説明することが可能である
(この時、思考とは逆のものをイメージさせる、思考とイメージは逆のものを指している、でも意味は同じ。これが分離?)
……ここが、ポイントになりそうですね。