求めることは欠乏と同じです。持つことと同じではありません。求める気持ちを手放すと、その結果、より持てる気持ちになります。またそれに伴い、すでに実際に持っているものに気づくことが多くなります。
以上を、ヘイル・ドゥオスキン (著), 安藤 理 (監修), 乾 真由美 (翻訳) 『人生を変える一番シンプルな方法―世界のリーダーたちが実践するセドナメソッド』 P.126-127より引用させていただきました。
求めよさらば与えられんという聖書の有名な聖句があります。
成功本でも、まずは目標をハッキリさせるというのが、割と最初の方に出てきます。
その一方で、欠乏しているから、それを求めるのだ、というのも事実です。
それを求めるのは、それが欠乏している、それが無いと言っているのと同じです。
欠乏の感情を持ち続ければ、当然欠乏の現実を引き寄せます。
だからこそ、欠乏の感情を解放して、代わりに豊かな感情を招き入れる。
期待している状態、求めている状態、それらの状態の波動は欠乏なので、欠乏の現実を引き寄せます。
それをすでに持っている感覚になれば、実際にも持つことになる。